大人の女性の太ももた

太ももた
太ももた

スカートめくりとは、着用中のスカートを不意・計画的にめくり上げて下着や下半身を露出させる行為である。他人のものをめくり上げた場合は迷惑防止条例違反、自分のものをめくり上げた場合は公然わいせつ罪となることがある。1960年代から1980年代にかけて、幼稚園児から高校生までの児童・生徒、もしくは3歳から18歳までの少年が主に少女を狙って流行した。

スカートめくりを行う心理としては、性的欲求、気になる相手への悪戯心、果ては特定の個人に対するいじめなどが挙げられる。

経緯
古くは、大阪ことばで「おいどまくりご法度」(「おいどまくりはやった」)と称した着物の裾めくりが存在した。この、文句を唱えながら相手の着物の裾をたくし上げる児戯は、明治末まで流行ったとされる。のちに昭和の子供がスカートめくりとなったのも、着物からスカートを着衣する風習がかわっただけで根本的には同様のものだと指摘される。

昭和初期
昭和初期から第二次世界大戦前は、建前上は性抑制(英語版)が標榜された時代であったが、それでも子供は親の目を盗んで「お医者さんごっこ」なり「スカートまくり」を行っていたと、第二次世界大戦後の書籍に書かれている。戦後まもない生まれの人間も、幼少時代に「スカートまくり」は行われていたと、往時を振り返って証言している。

1970年に流行
1969年、丸善石油(現コスモ石油)のテレビCMで、突風で小川ローザのスカートが舞い上がり、「オー!!モーレツ」と叫んで小川がそれを押さえるシーンが登場し、これと重なる時期に永井豪の漫画『ハレンチ学園』がヒットしたことで、「モーレツごっこ」と称するスカートめくりが1970年頃に小中学校で流行した。1971年には、小学生のスカートめくりは下火になったと報告されているが、撲滅されたわけではなく、今日まで嫌がらせ、あるいはいじめの一環として小・中・高校生のあいだにあり続けており、世情調査もいくつか発表されている。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です