おみあしをみせてもらう

「おみあし」とは、「足(あし)」を意味する女房言葉(にょうぼうことば)で、接頭語の「お(御)」を重ねて丁寧に表現した言葉です。主に体の部位(足全体)を指し、上品な響きと、場合によってはお金(御足=おあし)を指す隠語としても使われ、宮中や武家で発達した言葉遣いが起源で、現代でも一部で使われています。
意味と使われ方
- 身体部位(足):
- 「御御足(おみあし)」と表記され、自分の足や他人の足(特に女性の足)を丁寧に言う際に使われます。
- 例:「おみあしがきれい」「おみあしが悪い」(体調が悪い、など)。
- お金(御足=おあし):
- 「御足(おあし)」という表記で、お金の隠語として使われることがあります。
- 語源は「足が生えているかのように(行ったり来たりして)使う」ことからきている、という説があります。
- 刑事弁護の世界など、特定のコミュニティで使われることもあります。
語源と背景(女房言葉)
- 「おみあし」は、室町時代に宮中に仕える女房たちが使っていた「女房言葉」から来ています。
- 食べ物や体の部位など、直接的な言葉を避けて柔らかく表現するために使われ、「おみおつけ(味噌汁)」や「おみき(神酒)」などと同じ体系の言葉です。
現代での使われ方
- 日常会話で使うと古風に聞こえたり、意図しない意味(お金)に捉えられたりすることもあります。
- 上品さを演出したい場面や、特定の業界(演劇、一部の接客業など)で、あえて使われることがあります
